Jww→AutoCADの場合
○半角文字の取り扱い
AutoCADの文字間隔は文字高の0.17倍になるります。
Jwwでの文字間隔は文字高×0.17、文字フォント表示倍率を「1.17」にすると文字の違和感が少なくなります。
後処理を考えて、Jwwの文字は全角部と半角部を分けて書いたほうが良いでしょう。
AutoCADには半角文字の概念がないので、半角文字スタイルを作成しておきます。
文字の縦横比は0.65
フォントは数字の桁が揃いやすい[romans.shx]
「凾」等の文字が使用できる[extfont.shx]にすると良いでしょう。
AutoCAD
クイック選択の使用例
左記のようにすると、1〜で始まる数字が全て選択されます。
オブジェクトプロパティ管理で縦横比を0.65にして半角文字らしくして下さい。
同様に、2*〜9*を繰り返すと数字が全て半角文字に変わります。
値に「L*」の記入で「L=9.5m」の文字が選択できます。
ワイルドカードは便利ですね。
しかしこんな作業を繰り返すのは、能率的ではありません。
そこで、直接DXFファイルを一気に修正しましょう。
DXFファイル(R12形式)の構成は[ヘッダー部]と[データ部]に分けられます。
その境にある区分名称?が[ENTITIES]のようです。あまり詳しくありません(^^ゞ
そのあとから登場する[TEXT]が文字部のデータのようです。
DXFファイルをエディターで開くと、以下のようなデータが見つかります。
TEXT <--------文字データの始まり
8
_6-8_DL <---レイヤ名(6グループ8レイヤ DLと言うレイヤ名)
62
7
10
47.45875 <----文字基点左下のX座標
20
172.5 <-------文字基点左下のY座標
40
3.5 <---------文字高さ
41
1 <-----------縦横比
50
0
1
DL=35.00 <----文字の内容
0
以上のことから、DXFファイルの[ENTITIES]以下にある[text]の16行下の内容が半角ならば、
[text]の12行下のデータを1→0.65に置き換えればよい事になります。
この方法を用いたファイルコンバータは末尾にあります。
○レイヤ名の変更について
作業能率からレイヤ名は日本語で細かく分けた方が一般的だと思います。
が、最終納品は国土交通省のCALS対応とかの決まったレイヤ名にしないといけないことが多々あると思います。
そこで登場するのが、JWFファイルです。
皆さんはこのファイルを初期設定のみに使っていませんか?
このファイルは設定変更個所のみでもOKなんです。
つまり、DXF変換直前にCALS用のJWFを読み込むんで、
DXFファイル形式で保存することで、
レイヤ名の一括変換が可能になります。
その際、基本設定のDXFの設定は左記の様にして下さい。
CALS用.JWFの例を上げると
---------------------------------作業用レイヤ.jwfの始まり---------------------------------
#
LAYNAM_N = 0
LAYNAM_6 =現況,地形,地形旗上,主曲線,計曲線,地形ラスタ,測点,測量ポイント,・・・・・
LAYNAM_7 =平面,中心線,中心旗上,測点,横断線,橋梁,歩道,横断水路,・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
LAYNAM_F =枠,図面枠,タイトル,文字,フレーム,縦断帯等,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
#
end
-----------------------------------------ここまで-----------------------------------------
---------------------------------CALS用レイヤ.jwfの始まり---------------------------------
#
LAYNAM_N = 0
LAYNAM_6 =D,D-BGD,D-BGD-HTXT,D-BGD-LWCN,D-BGD-HICN,D-BGD-RSTR,D-BMK-HTXT,D-BMK-SRVR,・・・・・
LAYNAM_7 =D,D-BMK,D-BMK-HTXT,D-BMK-HTXT,Defpoints,D-STR-STR1,D-STR-STR9,D-STR-STRB,・・・・・・
・
・
・
LAYNAM_F =D,D-TTL,D-TTL-LINE,D-TTL-TXT,D-TTL-FRAM,D-TTL-BAND,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
#
end
-----------------------------------------ここまで-----------------------------------------
6-5レイヤ(測点)、7-1レイヤ(中心旗上)、7-2レイヤ(測点)はD-BMK-HTXTのレイヤにまとめて出力されます。
○その他の諸々
JwwのDXFファイルはグループ毎の縮尺は全て0グループの縮尺に換算されます。
図面の中に異縮尺がある場合は、基準となる縮尺を0グループに記入して下さい。
0グループで作図していなくても、基準縮尺を記入して下さい。
Jww出力のDXFファイルはR12形式ですので、楕円やスプラインは短い直線の集合体になります。
線分は文字とは違い位置のずれはありませんが、気になる方はAutoCADでポリラインに修正して下さい。
文字基点が右上の文字は、ADD_LINEレイヤになります。文字を右上で配置したら即座に基点変更して下さい。
↑Version4.10で修正されました(作者様 ありがとうございました)
DXFファイルは部分的に出力出来ます。方法は[出力範囲を選択]→[保存ボタンを押す]→[DXFファイルで保存する]です。
非表示レイヤや表示のみレイヤは選択されないので、結構便利です。
○自作ファイルコンバータ
Jw_AC1.exe(24KB)のダウンロード--ウィルスチェック済みです

[使用方法]
ダウンロードしたファイル(Jw_AC1.exe)をデータのトップのフォルダに移動・コピーして下さい。そこがファイル選択ツリーのトップになります。
Jww→AutoCAD用
半角文字の変換チェックは、半角文字の縦横比を0.65にします。外すと縦横比1です。
Bylayerチェックは、文字以外をbylayerにします。外すとJwwの線色のままです。
AutoCAD→Jww用
テキスト文字の縦横比を等しくするだけで、マルチテキストの対応、ブロック分解、ポリライン変換などは一切出来ません。あしからず、ご了承ください。
上記のファイルコンバータを使用するとこんな感じです。

↑Jw_cad for Windows [17インチディスプレイ使用] ↓AutoCAD LT2000i

注)AutoCADの半角文字スタイルは、縦横比0.65、フォントは「romans.shx」と「extfont.shx」を使用しています。